仏教にはなぜ多くの宗派があるのか

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仏教にはなぜ多くの宗派があるのか

仏事あ.ら.かると

2017/08/28 仏教にはなぜ多くの宗派があるのか

初詣

法事などでの参列者と雑談していると、良く出てくるんです。

「仏教の基はお釈迦様なのに、多くの宗派がありますよね!」

確かに・・・・・です。

簡単に解説させていただきます。

 

仏教はおよそ二千五百年前に、お釈迦さまの教えに基づいて成立した宗教です。

もともとこの教えは、お釈迦さまが一人で説いたものでした。

お釈迦さまがおられたころ、すでに多くの信者が集まって、その教えにしたがって修行する僧侶もおられました。

はじめはお釈迦さまのもとに集まった信者は一つにまとまっていました。

派閥はなかったということです。

ところがお釈迦さまが亡くなってしばらくすると、教えについての解釈の違いから教団が分裂してしまいます。

これが宗派の始まりとなります。

仏滅後、百年ころからしだいに分裂が顕著になり、西暦紀元前後には二十派ほどに分かれていたことが知られています。

紀元前一世紀の中ごろに中国に仏教が伝わると、多くの宗派が成立します。

そして、唐代(七世紀)ころまでには成実宗(じょうじつしゅう)、律宗、華厳宗、天台宗、禅宗、浄土教などの宗派が成立し、奈良時代に日本に伝えられました。

したがって日本の宗派のルーツは中国にあり、それを日本の高僧たちが日本的にアレンジしていきました。

とくに平安時代以降は、日本独自の体系を作り上げていきました。

鎌倉時代になると浄土宗や浄土真宗や日蓮宗や当寺宗派の時宗のように、日本のオリジナルといってよい宗派が成立していきます。

戦前には十三宗五十六派(現在は派が複雑化され、少し違うようです)といわれ、これだけ多くの宗派が日本に存在しています。

 

  • 十三宗とは

法相宗律宗華厳宗真言宗天台宗日蓮宗浄土宗浄土真宗融通念仏宗時宗臨済宗曹洞宗黄檗宗

 

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