お彼岸ですね、大切にしたい日本人の心

浄土門 時宗 光明寺

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お彼岸ですね、大切にしたい日本人の心

行事

2019/08/14 お彼岸ですね、大切にしたい日本人の心

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令和元年の秋のお彼岸は、9月20日(金)~26日(水)の一週間です。

秋彼岸の中日9月 23日(秋分の日)には当寺で秋彼岸法要を厳修いたします。

 

彼岸はサンスクリット語でパーラミターといいます。

この音を漢字に当てはめ「波羅蜜多(はらみつた)」といい、意訳して「到彼岸(とうひがん)」となります。

彼岸とは悟りの世界、すなわち「仏の世界」であり、私たちの住む此岸(しがん)【迷いの世界】から、迷いのない世界を指して彼岸といいます。

俗にいう“あの世”ですね。

春分の日と秋分の日を彼岸の中日(ちゅうにち)と定め、この前後を挟んだ各3日の7日間がお彼岸の期間です。

春分、秋分の両日は、太陽が真東から登り、真西へと沈みます。

昼夜の時間が等しくなるということで、古くから「時正(じしょう)」「昼夜等分(ちゅうやとうぶん」などといわれ、万物のバランスのが最も良くとれた最高の日とされます。

この良い日に、日頃の怠惰を反省し、仏道精進の機会にするために法要を定めたのが彼岸会の起源と考えられています。

この彼岸の期間に仏道に励み(仏教の教えに従って生活すること)、彼岸に到達しようとしたのです。

ですから彼岸にはお寺を参詣し、墓参をして先祖を敬い、供養することで善行を積み、功徳を得て、僧侶にお経を詠んでもらったり、法話を聞いたりして、仏教に親しむのです。

お彼岸という習俗は日本独特のもので、インドや中国には見られません。

日本では聖徳太子の時代に行われたと伝えられ、時代が下り各地に広まり、暦にも春秋の彼岸の日が定められたといいます。

戦後の昭和23年(1948)には春分、秋分の両日は「国民の祝日」定められ、春分の日は「自然をたたえ、生き物をいつくしむ日」、秋分の日は「先祖をうやまい、亡くなった人をしのぶ日」とされています。

これにより、日本古来のお彼岸の習俗が復活したということです。

また、日本では古くから稲作の始まる春と終了する秋に、田の神祭りを行っていました。

田の神は先祖の霊とも考えられ、これに仏教の風習が加味され、お彼岸の習俗ができたと考えられています。

いずれにしても日本人の魂に深く根差した行事であることに間違いありません。

 

我々のご先祖が与えてくれたお彼岸の期間です。

ご家族の皆さんで、自然をたたえ、生き物をいつくしみ、先祖をうやまい、亡くなった人をしのんでいただきたいです。

 

 

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