富楼那は説法第一の釈迦十大弟子

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富楼那は説法第一の釈迦十大弟子

仏事あ.ら.かると

2018/01/14 富楼那は説法第一の釈迦十大弟子

本日は大阪市西成区へお参りしました。

 

経典にはお釈迦さまの存命中に1250人もの出家した弟子がいたと説かれています。

その中でも特に優れた弟子を「十大弟子(じゅうだいでし)」といい、お釈迦さま亡き後は彼らが教団をまとめて仏教を広めていきました。

 

【十大弟子】舎利弗目連摩訶迦葉阿那律須菩提富楼那優婆離迦旃延羅睺羅阿難陀

 

・説法第一:富楼那(ふるな)/プールナ

富楼那はお釈迦さまと同じ日にドーナバットゥという村の富豪の家に生まれ、父はお釈迦さまの父である浄飯王(じょうぼんのう)につかえていました。

子供のころから利発で雄弁だった富楼那は、お釈迦さまの出家を知ると、自分も出家の決意をします。

父が浄飯王に仕えたように、自身もお釈迦さまに仕えようと、お釈迦さまが悟りを開くまでヒマラヤの山奥にこもり修行を積みます。

その後、お釈迦さまが悟りを開いたことを聞くと、すぐに弟子となりました。

舎利弗が入門して間もない頃、舎利弗が富楼那に悟りについてたずねます。

富楼那さま、悟りは戒を守ることで得られるのでしょうか。

「いいえ、それだけではなく、心を清めることや様々な教えを聞くこと、様々な修行をすることなどで道を求めて悟りに至るのです。たとえば、とある国王が普通なら何日もかかる遠くの国へ、わずか一日で駆け付けたことがありました。王は途中に七台の馬車を用意させ、それらを乗り継いで目的地に着いたのです。王は七台目の馬車に乗って到着しましたが、七台目の馬車だけで到着できたわけではなく、一台目から七代目までの全ての馬車があったから目的地に着けたのです。もうおわかりですね。私たちの修行も同じなのです。」

智慧第一といわれる舎利弗もおおいに納得しました。

後年の富楼那は説法第一といわれるように、遠く西方の地へ布教の旅に出て各地で多くの信者を導きました。

富楼那の導いた人の数は九万九千人に及ぶといわれています。

 

~広説第一の迦旃延につづく・・・・・

 

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