愛染明王

浄土門 時宗 光明寺

06-6472-4867

〒555-0032 大阪府大阪市西淀川区大和田5-17-7

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愛染明王

仏事あ.ら.かると

2018/03/16 愛染明王

愛染明王

注)愛染明王を説明しているページで、当寺が仏像を安置しているわけではございません。

今日は大阪市北区、西淀川区へのお参りでした。

 

「愛染明王(あいぜんみょうおう)」は「愛染さん」の名で親しまれている明王で、金剛菩薩(こんごうぼさつ)の化身とされています。

梵語では「ラーガラージャ」、「マハーラーガ」などと呼ばれていますが、梵語資料の出典は詳らかでないようです。

ラーガとは「赤」あるいは「愛欲」、マハーは「大いなる」を意味します。

愛染明王は名前の通り愛欲の力、激しい本能を象徴しており、愛欲煩悩そのものが菩提心であることを人々に悟らせる役割を担っています。

つまり、愛欲煩悩の欲望の強さが、悟りを開くためのエネルギーになると説いているのです。

愛染明王は宝瓶(ほうびょう)の上に載る赤い蓮華上の日輪の中に座っています。

赤は明王の大慈悲を、日輪に住するのは力の盛んな様を表しています。

三面三目六臂(さんめんさんもくろっぴ)<三つの顔と三つの目と六つの腕を持つこと>の真紅に燃える忿怒相(ふんぬそう)をしていて、口からは牙をむき出し、獅子冠をかぶっています。

三目なのは、三毒煩悩が本来、仏の功徳であることを見通すためです。

右の三本の手は、五鈷杵(ごこしょ)・矢・蓮華を、左の三本の手は五鈷鈴・弓・何も持たず金剛拳を結んでいます。

弓と矢で衆生のとらわれの心をを打ち砕きます。

彫像、画像を保有するお寺は少ないですが、縁結びや家庭円満の守護神として信仰されています。

 

浄土門 時宗 光明寺

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