律宗とは日本の仏教十三宗

浄土門 時宗 光明寺

06-6472-4867

〒555-0032 大阪府大阪市西淀川区大和田5-17-7

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律宗とは日本の仏教十三宗

仏事あ.ら.かると

2018/04/25 律宗とは日本の仏教十三宗

唐招提寺

兵庫県尼崎市、大阪市西淀川区のお参りでした。

 

法相宗・律宗・華厳宗真言宗天台宗日蓮宗浄土宗浄土真宗融通念仏宗時宗臨済宗曹洞宗黄檗宗

 

・律宗(りつしゅう)

律宗とは「南都六宗(なんとろくしゅう)」の中の一派です。

奈良時代に法相宗・三論宗(さんろんしゅう)・華厳宗(けごんしゅう)・律宗(りつしゅう)・俱舎宗(ぐしゃしゅう)・成実宗(じょうじつしゅう)の六つの宗派が伝えられました。

この「南都六宗」は、後世の宗派とは違って、それぞれが仏教の教義を研究するための学派のようなものです。

当時の僧侶たちは特定の宗派に属するのではなく、各宗派にまたがって学ぶことを義務付けられていました。

この南都六宗のうち、法相宗、華厳宗、律宗の三派が現在まで存続しています。

 

仏教に関する典籍を集大成したものを「大藏(だいぞう)」あるいは「三蔵(さんぞう)」と呼びますが、それらは経蔵、律蔵、論蔵の三つに大別されます。

律宗とは、この律蔵を研究し、それを実践することを通して悟りを開こうとする宗派です。

中国唐代の南山大師(なんざんだいし)/道宣(どうせん)の創始で、律蔵の主たる五種類の中から、最もすぐれた「四分律蔵(しぶんりつぞう)」を選び、それを中心に戒律に関するさまざまな教義を打ち立てました。

 

その律宗を日本に伝えたのは、道宣の孫弟子にあたる鑑真(がんじん)(688~764年)です。

鑑真は中国から12年もの歳月をかけ、失明の苦難にもめげず6度目の航海のすえ、67歳で来日します。

東大寺に戒壇院(かいだんいん)を設け、唐招提寺(とうしょうだいじ)に戒律の専門道場をつくり、日本に正当な戒律を広めました。

鎌倉時代には、一部が真言密教と融合して真言律宗が生まれました。

律宗の総本山は、鑑真が開基した唐招提寺、真言律宗の総本山は西大寺です。

 

浄土門 時宗 光明寺
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