塔婆とは 4 ～誰でもあげられる付塔婆

大阪市西淀川区、兵庫県尼崎市へのお参りでした。

光明寺では塔婆をあげるという習慣がほとんどありません。

寺で厳修する春秋彼岸、施餓鬼、十夜では塔婆回向しますが、葬儀、法事で塔婆をあげることはほとんどありません。

地域性ですね。

また、浄土真宗では教義により、塔婆をあげることはありません。

塔婆とは体と心、すなわち仏、菩薩、人間を表し、塔婆を立てて供養することは、故人と施主と仏と宇宙が一体となって、その功徳を大衆に回向するという意味があります。

塔婆供養は施主だけでなく、法要の参列者や故人と縁の深い人もあげることができます。

これを付塔婆（つけとうば）といいます。

塔婆はそこの寺院の住職に書いてもらうのが一般的で、施主はあらかじめ申し出ておかなければなりません。

塔婆とは～全４部終了