06-6472-4867
〒555-0032 大阪府大阪市西淀川区大和田5-17-7
帝釈天
注)帝釈天を説明しているページで、当寺が仏像を安置しているわけではございません。
大阪市西淀川区の仏参でした。
「帝釈天(たいしゃくてん)」とは、もともとインドのヴェーダ神話に出てくる英雄神のことで、仏教に入ってからは梵天とともに守護神として一対で安置されることが多くあります。
男はつらいよ、の寅さんの「帝釈天で産湯をつかい」で有名ですよね。
ここは、帝釈天題経寺といい、お寺を指すのですが・・・(私、子供の頃は、どこかのお店の名前だと思っていましたが・・・・!)
梵語で「シャクロー・デーヴァーナーム・インドラ」といい、そのまま音写して「釈迦提婆因陀羅(しゃかだいばいんだら)」、または「釈提桓因(しゃくだいかんいん)」とも呼ばれます。
シャクローを音写して「釈」、デーヴァーナームを「天」、インドラを「帝」とそれぞれを意訳して、帝釈天という名称が生まれました。
帝釈天は天界の最強神として描かれ、ヴァジュラ(金剛杵こんごうしょ)をとって毒竜と戦い、これに勝利し雲の間に閉ざされた雨水を下界に注いで大地に潤いをもたらしたことから、豊作を与える神となっています。
ちなみに帝釈天は、この世の中心に高くそびえ立つとされる須弥山(しゅみせん)の頂上の忉利天(とうりてん)の善見城(ぜんけんじよう)に住み、四天王を従えているとされています。
この四天王が毎月決まった日に人間界に派遣され、人々の生活ぶりを念入りに観察するとされています。
そして、その結果を聞いた帝釈天は、善人の命は延ばし悪人の命は断つと考えられました。
この考えと、日本の古くから伝わる庚申信仰(こうしんしんこう)が重なり、人々は庚申の日になると帝釈天にお参りするようになりました。
帝釈天は天人形で白象に座し、右手に三鈷杵(さんこしょ)と呼ばれる三叉の武器を持ち、左手は腰に置いている像が多くあります。
浄土門 時宗 光明寺
24/11/12
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注)帝釈天を説明しているページで、当寺が仏像を安置しているわけではございません。
大阪市西淀川区の仏参でした。
「帝釈天(たいしゃくてん)」とは、もともとインドのヴェーダ神話に出てくる英雄神のことで、仏教に入ってからは梵天とともに守護神として一対で安置されることが多くあります。
男はつらいよ、の寅さんの「帝釈天で産湯をつかい」で有名ですよね。
ここは、帝釈天題経寺といい、お寺を指すのですが・・・(私、子供の頃は、どこかのお店の名前だと思っていましたが・・・・!)
梵語で「シャクロー・デーヴァーナーム・インドラ」といい、そのまま音写して「釈迦提婆因陀羅(しゃかだいばいんだら)」、または「釈提桓因(しゃくだいかんいん)」とも呼ばれます。
シャクローを音写して「釈」、デーヴァーナームを「天」、インドラを「帝」とそれぞれを意訳して、帝釈天という名称が生まれました。
帝釈天は天界の最強神として描かれ、ヴァジュラ(金剛杵こんごうしょ)をとって毒竜と戦い、これに勝利し雲の間に閉ざされた雨水を下界に注いで大地に潤いをもたらしたことから、豊作を与える神となっています。
ちなみに帝釈天は、この世の中心に高くそびえ立つとされる須弥山(しゅみせん)の頂上の忉利天(とうりてん)の善見城(ぜんけんじよう)に住み、四天王を従えているとされています。
この四天王が毎月決まった日に人間界に派遣され、人々の生活ぶりを念入りに観察するとされています。
そして、その結果を聞いた帝釈天は、善人の命は延ばし悪人の命は断つと考えられました。
この考えと、日本の古くから伝わる庚申信仰(こうしんしんこう)が重なり、人々は庚申の日になると帝釈天にお参りするようになりました。
帝釈天は天人形で白象に座し、右手に三鈷杵(さんこしょ)と呼ばれる三叉の武器を持ち、左手は腰に置いている像が多くあります。
浄土門 時宗 光明寺
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