華厳宗とは日本の仏教十三宗

浄土門 時宗 光明寺

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〒555-0032 大阪府大阪市西淀川区大和田5-17-7

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華厳宗とは日本の仏教十三宗

仏事あ.ら.かると

2018/04/26 華厳宗とは日本の仏教十三宗

東大寺

今日は大阪府豊中市、吹田市、大阪市西淀川区へお参りさせていただきました。

 

法相宗律宗・華厳宗・真言宗天台宗日蓮宗浄土宗浄土真宗融通念仏宗時宗臨済宗曹洞宗黄檗宗

 

・華厳宗(けごんしゅう)

華厳宗とは「南都六宗(なんとろくしゅう)」の中の一派です。

奈良時代に法相宗・三論宗(さんろんしゅう)・華厳宗(けごんしゅう)・律宗(りつしゅう)・俱舎宗(ぐしゃしゅう)・成実宗(じょうじつしゅう)の六つの宗派が伝えられました。

この「南都六宗」は、後世の宗派とは違って、それぞれが仏教の教義を研究するための学派のようなものです。

当時の僧侶たちは特定の宗派に属するのではなく、各宗派にまたがって学ぶことを義務付けられていました。

この南都六宗のうち、法相宗、華厳宗、律宗の三派が現在まで存続しています。

 

華厳宗は『華厳経(けごんきょう)』を根本経典として、中国唐代の杜順(とじゅん)によって創始られた宗派です。

736年に唐僧の道璿(どうせん)が華厳経をたずさえて来日し、さらに740年に新羅(しらぎ)僧の審祥(しんしょう)が奈良で華厳経の講義をしたのが、日本における華厳宗の始まりです。

この審祥の後継者で、日本の華厳宗の宗祖とされているのが、のちに天武天皇を助けて東大寺の大仏を完成させた良弁(ろうべん)(689~773年)です。

良弁は東大寺の初代の別当にもなり、第二祖ともいわれています。

 

華厳宗の本尊である毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)からこの世の全ては生じているので、「一即一切(いっそくいっさい)」「一切即一(いっさいそくいつ)」の関係から、あらゆるものが無限のかかわりをもって、円融無礙(えんゆうむげ)の世界になっていると説きます。

総本山である東大寺の巨大な大仏の座っている蓮の花びら一つ一つに、仏さまが線で彫られています。

これは、蓮の花に無限の仏が集まって大仏となっていることを表現しています。

こうした雄大で華麗な思想が、東大寺の大仏に秘められています。

 

浄土門 時宗 光明寺
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