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曲録(曲彔)とはお坊さん専用の椅子
お坊さんが法要の時に肘掛と背もたれののついた椅子に座ってお経をあげることがあります。
この椅子を曲彔(きょくろく)といい、僧侶専用の仏具です。
(曲録・曲禄とも書きます。)
基本の形は、細い木材を交差させた二つのX形の骨組の上に皮を張ったもので、のちの合戦の時に武将が用いた床几(しょうぎ)と同じ構造の折り畳みできる椅子です。
これに湾曲した背もたれと肘掛をつけたものが曲彔です。
前面下部には足を置く踏み台がついており、黒塗りや朱塗りの曲彔がほとんどです。
鎌倉時代には禅宗系の寺院で曲彔が好んで使われました。
これは、禅宗系の寺院が大陸の建築様式をそのまま用い、床を石敷きにしたため法要儀礼が立ったまま行うようになり、椅子が必需品となったためです。
後には宗派を問わず使われるようになり、立礼の儀式や法要で僧侶の威厳を示すものとして定着しました。
近年では参列者も椅子席のところが増え、葬儀や法要などで曲彔を使うのが一般的になってきています。
浄土門 時宗 光明寺
24/10/13
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お坊さんが法要の時に肘掛と背もたれののついた椅子に座ってお経をあげることがあります。
この椅子を曲彔(きょくろく)といい、僧侶専用の仏具です。
(曲録・曲禄とも書きます。)
基本の形は、細い木材を交差させた二つのX形の骨組の上に皮を張ったもので、のちの合戦の時に武将が用いた床几(しょうぎ)と同じ構造の折り畳みできる椅子です。
これに湾曲した背もたれと肘掛をつけたものが曲彔です。
前面下部には足を置く踏み台がついており、黒塗りや朱塗りの曲彔がほとんどです。
鎌倉時代には禅宗系の寺院で曲彔が好んで使われました。
これは、禅宗系の寺院が大陸の建築様式をそのまま用い、床を石敷きにしたため法要儀礼が立ったまま行うようになり、椅子が必需品となったためです。
後には宗派を問わず使われるようになり、立礼の儀式や法要で僧侶の威厳を示すものとして定着しました。
近年では参列者も椅子席のところが増え、葬儀や法要などで曲彔を使うのが一般的になってきています。
浄土門 時宗 光明寺
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