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京都長楽寺紅葉祭り
紅葉祭りと久寿扇祈願会 <平清盛>の娘、<建礼門院>ご出家の寺 京都・東山 長楽寺 平成30年11月23日(祝) 第1回/午後2時 第2回/午後3時 ◆京舞奉納 客殿にて 題/頼山陽作「京の四季」・「東山」 舞/祇園甲部各妓 ◆久寿扇(くすおうぎ)祈願会 本堂にて 病魔退散祈願法要 久寿守護扇授与 ◆お抹茶ご接待 ◆参集志納/4,000円(拝観料含む) ◆申し込み・お問合せ 京都市東山区円山公園東南奥 TEL,075(561)0589 https://www.chorakuji.or.jp/
紅葉祭りと久寿扇祈願会
<平清盛>の娘、<建礼門院>ご出家の寺
京都・東山 長楽寺
平成30年11月23日(祝)
第1回/午後2時 第2回/午後3時
◆京舞奉納 客殿にて
題/頼山陽作「京の四季」・「東山」
舞/祇園甲部各妓
◆久寿扇(くすおうぎ)祈願会 本堂にて
病魔退散祈願法要 久寿守護扇授与
◆お抹茶ご接待
◆参集志納/4,000円(拝観料含む)
◆申し込み・お問合せ
京都市東山区円山公園東南奥 TEL,075(561)0589
https://www.chorakuji.or.jp/
長楽寺【紅葉祭り】によせて “真葛原にそよそよと 秋の色ます華頂山 時雨を厭う唐傘の濡れて紅葉の長楽寺” この歌は、長楽寺の景勝をこよなく愛し、遺言によって境内に眠る江戸末期の有名な文人・頼山陽が詠んだ「京の四季」の一節で、今日も多くの人々に詠われ舞われて深く親しまれております。古くは平安の昔日、長楽寺において落ち葉の詩を詠んだ高岳相如(本朝文忰)をはじめ、 “よもすがらをしげなく吹く嵐かな わざと時雨の染むる紅葉を” と「山家集」に歌った西行、江戸末期の画家、長沢蘆雪、浄瑠璃の竹本綱太夫など、多くの文人墨客が長楽寺を訪れ留めた詩歌が数知れず残されて今に至っております。 晩秋の一日、詠われた境内の時雨の紅葉が燃ゆるがごとく染まる頃、この地の景勝をこよなく愛した、ゆかりの人々を偲んで、本年も恒例となりました「長楽寺紅葉祭り」を開催いたします。 長楽寺住職 牧野純山 【久寿扇祈願会】 当長楽寺の宗派であります時宗(じしゅう)に伝わる「御影堂扇」(みえいどうおうぎ)は、またの名を「久寿扇」(くすおうぎ)とも称して現存し、京扇子が全国各地に広まるきっかけとなる由緒ある扇として知られていたものであります。平敦盛(清盛の弟経盛の子、長楽寺で出家された建礼門院の従兄弟)の奥方であった玉織姫が、京の五条大橋のほとりにあった新善光寺御影堂で出家し、一の谷の合戦で没した敦盛の霊を弔うとともに、後鳥羽上皇のご病気の全快を祈願して阿子女扇に呪文を封じて献上されるや、たちまちご病気が平癒されたという。上皇は、この霊験あらたかな扇に御心をうごかされ、特別に「久寿扇」の名称を下賜されたため、その噂が巷にひろがり、御影堂扇が庶民の病魔退散の守り扇として諸国一円に頒布されることとなったという由来の扇であります。 時宗でもあり、なおかつ平家にゆかりの深い当寺の縁起にちなみまして、この由緒ある「久寿扇」を復元し、古来より伝授されてきました「扇祈願会」を復興することによって、当寺の紅葉祭りに遠路はるばるご参集されます方々の病魔退散と無病息災のご祈願を執り行う所存でございますのでみな様のご参集をお待ちいたしております。 平清盛の娘、建礼門院ご出家の寺 黄台山 長楽寺 お問合せ、お申し込みはTEL075-561-0589 京都市東山区円山町626(円山公園東南奥) http://www.age.ne.jp/x/chouraku/ ※駐車場はございませんので公共交通機関をご利用ください。 ●JR京都駅前市バスのりばD2より206系統で「祇園」下車徒歩約13分 ●京阪電車「祇園四条」駅から徒歩約20分 ●阪急電車「河原町」駅から徒歩約25分
長楽寺【紅葉祭り】によせて
“真葛原にそよそよと 秋の色ます華頂山 時雨を厭う唐傘の濡れて紅葉の長楽寺” この歌は、長楽寺の景勝をこよなく愛し、遺言によって境内に眠る江戸末期の有名な文人・頼山陽が詠んだ「京の四季」の一節で、今日も多くの人々に詠われ舞われて深く親しまれております。古くは平安の昔日、長楽寺において落ち葉の詩を詠んだ高岳相如(本朝文忰)をはじめ、 “よもすがらをしげなく吹く嵐かな わざと時雨の染むる紅葉を” と「山家集」に歌った西行、江戸末期の画家、長沢蘆雪、浄瑠璃の竹本綱太夫など、多くの文人墨客が長楽寺を訪れ留めた詩歌が数知れず残されて今に至っております。 晩秋の一日、詠われた境内の時雨の紅葉が燃ゆるがごとく染まる頃、この地の景勝をこよなく愛した、ゆかりの人々を偲んで、本年も恒例となりました「長楽寺紅葉祭り」を開催いたします。
長楽寺住職 牧野純山
【久寿扇祈願会】
当長楽寺の宗派であります時宗(じしゅう)に伝わる「御影堂扇」(みえいどうおうぎ)は、またの名を「久寿扇」(くすおうぎ)とも称して現存し、京扇子が全国各地に広まるきっかけとなる由緒ある扇として知られていたものであります。平敦盛(清盛の弟経盛の子、長楽寺で出家された建礼門院の従兄弟)の奥方であった玉織姫が、京の五条大橋のほとりにあった新善光寺御影堂で出家し、一の谷の合戦で没した敦盛の霊を弔うとともに、後鳥羽上皇のご病気の全快を祈願して阿子女扇に呪文を封じて献上されるや、たちまちご病気が平癒されたという。上皇は、この霊験あらたかな扇に御心をうごかされ、特別に「久寿扇」の名称を下賜されたため、その噂が巷にひろがり、御影堂扇が庶民の病魔退散の守り扇として諸国一円に頒布されることとなったという由来の扇であります。 時宗でもあり、なおかつ平家にゆかりの深い当寺の縁起にちなみまして、この由緒ある「久寿扇」を復元し、古来より伝授されてきました「扇祈願会」を復興することによって、当寺の紅葉祭りに遠路はるばるご参集されます方々の病魔退散と無病息災のご祈願を執り行う所存でございますのでみな様のご参集をお待ちいたしております。
平清盛の娘、建礼門院ご出家の寺
黄台山 長楽寺
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24/10/13
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