お墓の手入れ

僧侶によるお墓参り代行と読経清掃を受けたまわっています。

大阪市西淀川区、尼崎市へお参りでした。

お墓参りの時では、お墓の手入れに十分な時間をかけることができないのではないでしょうか。

そこで、お墓の手入れを目的に行くというのはいかがでしょうか。

お彼岸やお盆や命日などの日にちを気にせずに、気候や天候の良い日に、たっぷりと時間をかけて心行くまでお墓の手入れができるはずです。

墓石はまず、水を含ませた雑巾やスポンジで汚れを落とします。

タワシでは、コーティングがはげたり、石を傷つけることがあるので慎重さが必要です。

竿石（さおいし）はもちろん、台石（だいいし）も表、裏、側面もきれいにします。

墓石が水分を吸収し、変色の原因となってしまうので、最後に墓石の水気をふき取ることも大事です。

細かいところの汚れは、歯ブラシなどで優しくこするときれいにとれます。

なかなか落ちにくい汚れも、丁寧にゆっくり作業すれば、石の表面を傷つけることなくきれいにできます。

花立などが、真鍮などの金属でできている場合は、真鍮磨きなどの専用の洗剤を使います。

練り歯磨きはその代用もでき、丁寧に磨きたいときには重宝します。

墓石専用の掃除道具や洗剤がありますので、それを使うのも一つの方法です。

墓石を丹念に磨いていると、傷やひび割れにも気が付きます。

定期的にお墓参りをし、きちんと先祖供養するということは、お墓を大切に守ることにもつながるのです。

小さく見える傷やひび割れでも、早めに手当しておくほうが安全です。

傷が大きくなってしまうと、修復が困難になり、墓石を削らなかればならなくなることもあります。

墓石の傷やひび割れの原因は日照や風雨、日中と夜間の温度差などさまざまです。

ひび割れから水が入り込んで凍結すると、水の体積は9％も増え、石にくさびをを打ち込むような結果となり、割れ目をさらに大きくすることになります。

きれいなお墓で気持ちよく、先祖に感謝のお参りをしてください。

なお、大阪石材工業との取引は停止しました。