お葬式の三大費用

本日は大阪市此花区、淀川区、西淀川区へお参りさせていただきました。

お葬式の費用は、これくらいが相場です、とは一概にいえません。

お葬式の規模や地域や宗派によって変わってきます。

また、自分のお葬式はできるだけ簡素にしたいと希望している人が増えている一方、従来どおりにきちっとお葬式をしたい人もいます。

お葬式の規模や形が多様化していくにつれ、総額も分散化しているのが現状でしょう。

あえて、数字を示すならば、一般的に会葬者が200人を超えると300万円以上はかかるといわれています。

その、お葬式にかかる費用で大半を占めるのが、お葬式の基本料金（葬儀社の支払）と寺院へのお礼と会葬者への接待費の三つです。

・お葬式の基本料金
現在では、葬儀社に頼むことがほどんどですから、お葬式の基本料金は葬儀社への支払となるでしょう。

葬儀社では、ランク別にいくつかのセット料金を設けています。

料金を最も左右するのは祭壇です。

会場の広さや規模を考えずに、大きく豪華な祭壇を選んでもしかたありません。

予算や規模に合った選択が重要です。

セット料金以外に必要となるものもあるはずです。

用意できるものは自分たちで用意するのも一つの方法です。

まずはこちらの全体的予算を伝え、料金の見積予定書を請求し、打ち合わせには世話役などに立ち会ってもらうことです。

何を依頼し、何を付け加えたのか、金額はいくらになるのかをあいまいにしておくと、請求時に予想外の金額になるトラブルにもなりかねません。

・寺院へのお礼
この、お礼に頭を悩ます人も多いと思います。

当寺では、参考としてのお布施の目安は書面でお渡ししています。

ネット上では、お布施の金額の明記したものを見かけますが、いかがなものでしょうか・・・・

とある僧侶派遣会社と打ち合わせをしたことがありますが、諸事情でお引き取り願いました。

お葬式の内容も、お通夜をしなかったり、式中初七日だったりがありますので葬儀社や僧侶と打ち合わせをして、お布施も問い合わせることがよいのではないでしょうか。

寺院とお付き合いのない方は、ご自分で探し、お布施を含めた相談をして、お人柄なども確かめることがこ賢明ではないでしょうか。

・会葬者への接待
会葬者が多ければ費用が膨らむということです。

改葬令状や供養品、通夜ぶるまい、精進落としなどの費用です。

いざとなって慌てるより、縁起でもないとおっしゃらず、会葬者を予測して葬儀社に事前見積をしてみるのも良いことだと思います。