一膳飯(枕飯)

浄土門 時宗 光明寺

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一膳飯(枕飯)

仏事あ.ら.かると

2018/12/23 一膳飯(枕飯)

一膳飯

仏さまを北枕に安置し、枕もとに色々飾る枕飾りの中に、ご飯をお供えします。

これを一膳飯(いちぜんめし)、枕飯(まくらめし)、一盛飯(ひともりめし)、一杯飯(いっぱいめし)などといいます。

故人の使っていたお茶碗に、新たに必要なだけ焚いたご飯を全て盛り山盛りにします。

これに使っていたお箸を2本垂直に立てたものが、一膳飯です。

一膳飯のいわれは諸説あるようですが、お箸を立てるのは、この世に帰ってきてほしいという願い(すぐに手に取ってご飯を食べてもらうため)、他の人に分配しないため、忌みのかかった飯などといわれています。

また、故人は善光寺参りをするという俗信があり、その際のお弁当ともいわれています。

 

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