対比的な世界の地獄と浄土

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対比的な世界の地獄と浄土

仏事あ.ら.かると

2018/09/29 対比的な世界の地獄と浄土

閻魔

仏教の他界観念には、地獄と浄土を鮮烈に対比させる考えがあります。

仏教教理における他界観念は、神話的世界と哲学的理論を結び付けて生きていることの意味を示すものでしたが、民衆はその強烈なイメージに想像力をかきたてられて仏教信仰を強めて強めました。

地獄の思想は、中国の泰山(たいざん)に死後の世界があると信じた冥界思想(めいかいしそう)などと結びつき、奈良時代に日本に伝わりました。

地獄では死後の世界(泰山)の長官などを従えた死者を裁く神である閻魔(えんま)によって生前の行いに対する刑罰が下されることが強調されました。

ここからさらに、日本人に地獄の恐怖感を定着させたのは源信(げんしん)の著した「往生要集(おうじょうようしゅう)」です。

これには、具体的な地獄の諸相を記述し、生前の行為によって待ち受けるであろう地獄の残酷な苦痛が詳細に説かれています。

このような地獄への恐怖心は、戦乱が相次ぐ平安時代末期には現実味を帯び、実感されていきました。

そして、地獄へ堕ちる恐怖は逆に浄土へのあこがれを強めていくことになります。

仏教が受け入れられた奈良時代以降、さまざまな浄土の中でも、お釈迦さまの次にブッタとなって衆生を救うとされる弥勒菩薩の浄土信仰が根強くなっていきます。

薬師如来の住む瑠璃光浄土への信仰も盛んになりました。

地獄の思想と結びつけ、死後の往生を願う平安末期から鎌倉時代になると、阿弥陀如来極楽浄土への信仰が隆盛を極めます。

浄土宗の開祖法然が浄土往生のためには「南無阿弥陀仏」という名号を称えるだけで往生が約束されると説いたことで、民衆はその信仰を強めることとなりました。

 

 

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