06-6472-4867
〒555-0032 大阪府大阪市西淀川区大和田5-17-7
薬師如来
注)薬師如来を説明しているページで、当寺が仏像を安置しているわけではございません。
今日のお参りは兵庫県西宮市、大阪府堺市、大阪市淀川区、西淀川区でした。
「薬師如来(やくしにょらい)」は正式には、東方浄瑠璃世界(とうほうじょうるりせかい)の教主であることから「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」といいます。
「瑠璃光」とは、浄土の地面が七宝のひとつ瑠璃で出来ていて、それが光り輝いている様子をいいます。
薬師如来は、梵語で「バイシャジャーグル」医薬の先生という意味で、「薬師」あるいは「大医王仏(だいいおうぶつ)」と漢訳されます。
ですから、薬師とは医者ということで、“医薬に権威を持つ方”という意味です。
なので、薬師如来は病気を治すという具体的で現実的な願いごとをかなえてくれるということから人気があります。
「薬師本願功徳経(やくしほんがんくどくきょう)」という経典によりと、薬師如来がまだ菩薩であったころ、衆生を救うため十二の大願を説いたといいます。
その中にどんな病気でも治すという「徐病安楽」が説かれています。
この他にも、衣食を満たす、悩みを解決する、地獄へ堕ちないよう導いてくれる、といった現世利益(げんぜりやく)が説かれていることから、古来より多くの人々の信仰を集めました。
奈良時代までは釈迦如来と手の形が同じであるために両者の区別が困難でしたが、平安初期のころからは左手に薬壺(やっこ)または宝珠を持つようになったので、容易に区別がつくようになりました。
薬師如来も脇侍(きょうじ)を伴った“薬師三尊”として表され、日光菩薩(にっこうぼさつ)と月光菩薩(がっこうぼさつ)を従えたものが最も多いです。
日本でも飛鳥時代から現在にいたるまで信仰は途絶えることなく、薬師如来像の作例も多いです。
浄土門 時宗 光明寺
24/10/12
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注)薬師如来を説明しているページで、当寺が仏像を安置しているわけではございません。
今日のお参りは兵庫県西宮市、大阪府堺市、大阪市淀川区、西淀川区でした。
「薬師如来(やくしにょらい)」は正式には、東方浄瑠璃世界(とうほうじょうるりせかい)の教主であることから「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」といいます。
「瑠璃光」とは、浄土の地面が七宝のひとつ瑠璃で出来ていて、それが光り輝いている様子をいいます。
薬師如来は、梵語で「バイシャジャーグル」医薬の先生という意味で、「薬師」あるいは「大医王仏(だいいおうぶつ)」と漢訳されます。
ですから、薬師とは医者ということで、“医薬に権威を持つ方”という意味です。
なので、薬師如来は病気を治すという具体的で現実的な願いごとをかなえてくれるということから人気があります。
「薬師本願功徳経(やくしほんがんくどくきょう)」という経典によりと、薬師如来がまだ菩薩であったころ、衆生を救うため十二の大願を説いたといいます。
その中にどんな病気でも治すという「徐病安楽」が説かれています。
この他にも、衣食を満たす、悩みを解決する、地獄へ堕ちないよう導いてくれる、といった現世利益(げんぜりやく)が説かれていることから、古来より多くの人々の信仰を集めました。
奈良時代までは釈迦如来と手の形が同じであるために両者の区別が困難でしたが、平安初期のころからは左手に薬壺(やっこ)または宝珠を持つようになったので、容易に区別がつくようになりました。
薬師如来も脇侍(きょうじ)を伴った“薬師三尊”として表され、日光菩薩(にっこうぼさつ)と月光菩薩(がっこうぼさつ)を従えたものが最も多いです。
日本でも飛鳥時代から現在にいたるまで信仰は途絶えることなく、薬師如来像の作例も多いです。
浄土門 時宗 光明寺
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