仏教の四大聖地

お釈迦さまがかつて活躍されたインドの北部に仏教の聖地は集中しています。

①ルンビニー
お釈迦さまの誕生の地　現在はネパール領

②ブッダガヤー
菩提樹の下で悟りを開いた成道の地

③サールナート
鹿野苑（ろくやおん）で初めて教えを説いた初転法輪（しょてんぽうりん）の地

④クシナガラ
沙羅双樹（さらそうじゅ）の下で生涯を閉じた涅槃（ねはん）の地

以上が四大聖地です。

これに、以下の四つをくわえて、八大聖地となります。

⑤シュラーヴァスティー
祇園精舎（ぎおんしょうじゃ）があったコーサラ国の都　今のサヘート・マヘート

⑥ラージャグリハ
さまざまな教えを説いた霊鷲山（りょうじゅせん）、竹林精舎（ちくりんしょうじゃ）があったマガダ国の都　今のラージギル

⑦ヴァイシャ―リー
重い病にかかり、最後に雨期を過ごした地

⑧サンカーシャ
天界に住む母のために説法に赴き、再びこの世に降り立った地

これらの仏教聖地は世界中から訪れる仏教徒でにぎわっています。