菩提樹とは悟りの象徴の木

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菩提樹とは悟りの象徴の木

仏事あ.ら.かると

2018/11/17 菩提樹とは悟りの象徴の木

インドボダイジュ

菩提とはサンスクリット語のボーディ(bodhi)の音写で、仏の悟りを意味しています。

ですから、菩提樹(ぼだいじゅ)は“悟りの木”ということになります。

お釈迦さまが菩提樹の下で悟りを開いたことは有名な話ですが、インドのブッタガヤというところには、二千五百年前にその下で悟りを開いたといわれる菩提樹(種類は写真のインドボダイジュ)の巨木が存在します。

しかし、これがお釈迦さまの在世当時の初代菩提樹かどうかはさだかではありません。

 

この菩提樹、じつは桜や松のような固有の植物名ではありません。

お釈迦さまがこの木で悟りを開いたことからつけられた通称なのです。

本来の名はピッパラまたはアシュバッタといいます。

 

お釈迦さまはインドボダイジュというクワ科の常緑樹の下で悟りを開いたと考えられていますが、日本の寺院にある多くの菩提樹は中国原産のシナノキ科の樹木であるそうです。

この木が鎌倉時代に日本に伝えられ、各地に広まったのだそうです。

インドボダイジュはハート形の葉先が細く尖っていますが、中国原産のボダイジュは葉が丸みを帯びているのが特徴です。

 

経典には多くの仏が木の下で悟りを開いたとされています。

この木を総じて菩提樹と呼んでいます。

弥勒菩薩の菩提樹は竜下樹(りゅうげじゅ)といい、高さが五十里もあるといいます。

阿弥陀如来の菩提樹は高さが四百万里もあり、宝石でできたいるといいます。

しかし、これらの菩提樹のほとんどは架空の菩提樹となります。

 

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