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〒555-0032 大阪府大阪市西淀川区大和田5-17-7
四諦(したい)とは苦を克服するための真理
今日は大阪市西淀川区へお参りさせていただきました。
苦を克服することが、仏教のスタートともいえます。
お釈迦さまは「人生は苦なり」と断言しておられます。
しかし、「苦から逃避せよ」とはいわず「苦を克服せよ」といっておられます。
克服するためには、まず苦の原因を突き詰めなければなりません。
そうしなければ対策がたてられないということです。
仏教では苦の克服法として四つの真理をあげています。
これを「四諦(したい)」または「四聖諦(ししょうたい)」といっています。
「諦」とは「真理」という意味で、明らかにするということです。
苦悩や迷いの原因を明らかにして、その治療に役立てようということなのです。
その四つの真理とは
・苦諦(くたい)-人生は苦であり、自分の思い通りにならない
・集諦(じったい)-この世に存在するものは無常であり、それを知らないから欲望が生まれ、苦の原因をうむ
・滅諦(めったい)ー煩悩が消え、苦を滅した境地が涅槃である
・道諦(どうたい)ー涅槃の境地に至るには、修行する道筋がある
現在では「諦」を「明らかにする」ではなく「あきらめる」の意味として使うことが多く、「諦観(ていかん)」は諦めることですが、仏教に由来する「諦観(たいかん)」は、はっきりと詳しく見るという意味です。
「道諦」の修行する道筋が、お釈迦様が示した修行法である「八正道(はっしょうどう)」へと続きます。
浄土門 時宗 光明寺
24/09/19
24/09/18
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今日は大阪市西淀川区へお参りさせていただきました。
苦を克服することが、仏教のスタートともいえます。
お釈迦さまは「人生は苦なり」と断言しておられます。
しかし、「苦から逃避せよ」とはいわず「苦を克服せよ」といっておられます。
克服するためには、まず苦の原因を突き詰めなければなりません。
そうしなければ対策がたてられないということです。
仏教では苦の克服法として四つの真理をあげています。
これを「四諦(したい)」または「四聖諦(ししょうたい)」といっています。
「諦」とは「真理」という意味で、明らかにするということです。
苦悩や迷いの原因を明らかにして、その治療に役立てようということなのです。
その四つの真理とは
・苦諦(くたい)-人生は苦であり、自分の思い通りにならない
・集諦(じったい)-この世に存在するものは無常であり、それを知らないから欲望が生まれ、苦の原因をうむ
・滅諦(めったい)ー煩悩が消え、苦を滅した境地が涅槃である
・道諦(どうたい)ー涅槃の境地に至るには、修行する道筋がある
現在では「諦」を「明らかにする」ではなく「あきらめる」の意味として使うことが多く、「諦観(ていかん)」は諦めることですが、仏教に由来する「諦観(たいかん)」は、はっきりと詳しく見るという意味です。
「道諦」の修行する道筋が、お釈迦様が示した修行法である「八正道(はっしょうどう)」へと続きます。
浄土門 時宗 光明寺
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