毘盧舎那如来

注）毘盧舎那如来を説明しているページで、当寺が仏像を安置しているわけではございません。

大阪市住之江区、西淀川区、兵庫県尼崎市、宝塚市をお参りさせていただきました。

「毘盧舎那仏（びるしゃなぶつ）」または「廬舎那仏（るしゃなぶつ）」ともいい、梵語のヴァイロチャーナの音訳で密教における大日如来（だいにちにょらい）と同じ仏です。

毘盧舎那如来とは、密教以前の経典「華厳経（けごんきょう）」「梵網経（ぼんもうきょう）」に登場します。

仏の智慧のはかりしれない大きさを象徴し、十方諸仏を包括し、広大な仏教世界の中心に君臨します。

三千大千世界という、とてつもなく大きな宇宙観の思想からきている仏であるため、毘盧舎那如来である東大寺の大仏さまは、あのような壮大な姿をしています。

顕教では、宇宙の中心にいる毘盧舎那如来を、真理そのものを具現する法身仏としています。