如来とは

本日のお参りは大阪市西淀川区でした。

仏尊は如来（にょらい）・菩薩（ぼさつ）・明王（みょうおう）・天（てん）の四つに大きく分類することができます。

・如来とは

「悟りを開いた人」という意味で、本来は歴史上実在したお釈迦さまのことを指しますが、お経の中にはさまざまな仏さまが登場してきます。

釈迦如来（しゃかにょらい）、阿弥陀如来（あみだにょらい）、大日如来（だいにちにょらい）、薬師如来（やくしにょらい）毘盧舎那如来（びるしゃなにょらい）などの多数の如来がおられます。

如来とは仏の別称で、仏の十号（如来・応供（おうぐ）・正遍知（しょうへんち）・明行足（みんぎょうそく）・善逝（ぜんぜい）・世間解（せけんげ）・無上士（むじょうし）・調御丈夫（じょうごじょうぶ）・天人師（てんにんし）・世尊（せそん）で、いずれも仏の別称）の一つでもあります。

また、如来が人間を超越した存在であることを示すため、三十二相・八十種好という身体的特徴があります。

この身体的特徴（相好）が如来像の基本として定着し、やがては菩薩像にまで応用されました。

お釈迦さまをモデルにしており衣服は質素で、ほとんど何も持っていません。

長く伸びた耳たぶには、王子だった時代にピアスを通していた穴が空いています。

～菩薩とはにつづく・・・・・