日蓮宗とは日本の仏教十三宗

今日は大阪市西淀川区、淀川区のお参りでした。

• 日本の仏教十三宗とは

法相宗・律宗・華厳宗・真言宗・天台宗・日蓮宗・浄土宗・浄土真宗・融通念仏宗・時宗・臨済宗・曹洞宗・黄檗宗

・日蓮宗（にちれんしゅう）

<宗祖>立正大師日蓮（りっしょうだいしにちれん）1222～1282年
日蓮は比叡山に学ぶこと十年、その間に高野山で密教を、奈良で戒律その他の基礎を学ぶなど各地で研究を重ね、法華経こそ最も中心であるという強い信念をもちました。
そして、天台宗の教えを法華経一点に絞って実践すべく、故郷の清澄に帰って開宗を宣言しました。

<根本経典>妙法蓮華経（法華経）が中心
そして、日蓮宗では開経として「無量義経」結経として「観普賢経」の「法華三部経」を根本経典とします。
宗祖日蓮の「開目抄」「観心本尊抄」も重視します。

<総本山>久遠寺（くおんじ）
大本山　本門寺（東京）・誕生寺・清澄寺・妙顕寺・本門寺（静岡）・本圀寺・法華経寺

<本尊>「南無妙法蓮華経」の七文字を本尊とします。
日蓮宗は七文字のまわりに、十界や諸仏の名を書いた大曼荼羅が正式な本尊です。

<教え>
日蓮宗ではお釈迦さまの教えを統一した「法華経」こそが、あらゆる経典の中でも最高の経典であるとしています。
釈迦牟尼仏に向かって「南無妙法蓮華経」の題目をとなえれば、となえている場が理想の社会を現出し、ただちにお釈迦さまの修行と悟りがおのずから得られるとしています。